
定期検診で虫歯以外に確認している項目と、その理由
歯周ポケットの数値や粘膜の検診が示すもの
記録の蓄積が検診の価値を高める理由
名古屋市名東区で定期検診に通っていても、毎回何をチェックされているのか分からないと感じる方は少なくありません。結論から言えば、定期検診は虫歯探しだけの場ではなく、歯ぐき・噛み合わせ・粘膜・被せ物・顎関節までを一度に確かめる総点検です。さらに、毎回の結果が記録として積み重なることで、小さな変化を早い段階で拾えるようになります。本記事では、歯科医院で一般的に行われる検査を10の視点に分け、それぞれが何を見ているのかを数値や手順とともに整理しました。読み終えるころには、次の検診で何を質問すればよいかまで判断できるようになります。
虫歯の有無だけではない項目
歯周ポケットを測るという基本
名古屋市名東区の初診で必ず行う流れ
噛み合わせの変化を追う目
粘膜や舌を診る口腔がん検診
被せ物の適合を確かめる
顎関節の動きをチェックする
名古屋市名東区で総合的に診る歯医者
記録が蓄積される意味
見てもらう安心の正体
1. 虫歯の有無だけではない項目
定期検診で確認しているのは、虫歯の有無だけではありません。歯ぐき・噛み合わせ・粘膜・被せ物・顎関節といった複数の領域を、1回の来院でまとめて点検しています。虫歯は痛みやしみる感覚で気づくことが多い一方、ほかの領域の変化は自覚症状がないまま進むことがあります。そのため、症状がない時期に見ておくこと自体が、定期検診の大きな役割になっています。
一般的な定期検診の所要時間は30分〜1時間程度で、受診間隔は3〜6か月ごとを目安に提案されることが多くあります。その限られた時間の中で、問診・視診・歯周検査・歯の清掃までを順に進めます。歯の清掃では、歯ブラシでは落としにくい歯石や着色を専用の器具で取り除きます。医院によっては、レントゲンや口腔内写真を年に1回程度の間隔で追加します。
現場でよくあるのは、虫歯がなかったから問題なしと受け止めて、歯ぐきの数値の変化を聞き流してしまうケースです。定期検診の結果説明では、虫歯以外の項目にも耳を傾けてください。次回の受診時には、どの項目を確認したのかを担当者に1つずつ尋ねると、検診の中身が具体的に見えてきます。説明の中で知らない用語が出てきたら、その場で意味を確かめてください。
| 確認する領域 | 主な見方 | 見つかりやすい変化 |
|---|---|---|
| 虫歯 | 視診・レントゲン | 歯と歯の間の初期の虫歯 |
| 歯ぐき | 歯周ポケット検査・出血の確認 | 歯周病の進行 |
| 噛み合わせ | 歯のすり減り・当たり方の確認 | 歯ぎしりや食いしばりの痕跡 |
| 粘膜・舌 | 視診・触診 | 治りにくい傷や白い変化 |
| 被せ物 | 境目の段差・すき間の確認 | 二次う蝕や欠け |
| 顎関節 | 口の開き方・音の確認 | 開けにくさや関節の雑音 |
視診と触診で拾う変化
検診の基本は、目で見る視診と指で触れる触診です。歯科医師は、歯の表面の色や形、歯ぐきの腫れ、粘膜の状態を順に確認します。たとえば歯ぐきの赤みや腫れは、磨き残しが続いているサインとして読み取れます。触診では、頬の内側や舌の下にしこりがないかも確かめます。気になる部分がある方は、検診の冒頭で場所を伝えておくと確認がより確実になります。
清掃状態の評価も検診の一部
歯垢や歯石のつき方を見ることも、清掃状態の評価として検診に含まれます。どの歯のどの面に汚れが残りやすいかには、人によって決まった傾向があります。たとえば下の前歯の裏側や奥歯の外側は、歯石がつきやすい代表的な部位です。この傾向が分かれば、自宅の歯みがきで重点的に磨く場所がはっきりします。定期検診の後には、磨き残しの多かった部位を1〜2か所だけでも聞いて帰ってください。
関連記事:口腔機能低下症を放置するとどうなる?進行リスクと対処法
2. 歯周ポケットを測るという基本
歯周ポケット検査は、歯と歯ぐきの境目にある溝の深さを測り、歯周病の進み具合を数値で把握するための基本検査です。歯周病は初期に痛みが出にくく、見た目だけでは進行度を判断しにくい病気です。そこで、プローブと呼ばれる目盛り付きの細い器具を溝に差し込み、ミリ単位で深さを記録します。数値で残すからこそ、前回との比較が可能になります。
測定する点の数は、1本の歯につき1点・4点・6点など、医院や目的によって異なります。6点法の場合、28本の歯があれば合計168か所を測る計算です。測定と同時に、器具を当てたときの出血や、歯の揺れの程度も記録されます。一般的には、深さ4mm以上が歯周病を疑う一つの目安とされています。正確に比べるため、毎回ほぼ同じ位置で測ることが基本です。
現場でよくあるのは、検査中のチクッとする感覚を嫌がり、受診の間隔があいてしまうケースです。しかし、出血するかどうか自体が歯ぐきの炎症を示す情報になります。痛みが気になる方は、事前にその旨を伝えておけば、力加減に配慮してもらえることがあります。次の定期検診では、自分の数値が何mmだったかをメモに残すところから始めてみてください。
出血の有無が示すもの
歯周ポケット検査では、深さと同じくらい出血の有無が重視されます。器具を軽く当てただけで出血する部位は、歯ぐきに炎症が起きている可能性があります。深さが3mm以内でも、出血が続く部位は経過観察の対象になります。反対に、4mmでも出血がなく数値が安定していれば、管理が行き届いていると読み取れる場合もあります。結果を聞く際は、深さと出血の2つをセットで尋ねてください。
歯の揺れも同時に記録する
歯周ポケット検査とあわせて、歯の動揺度も確認されます。動揺度とは、器具で歯を軽く押したときの揺れの大きさを段階で表したものです。一般的には0〜3度の4段階で評価され、数字が大きいほど揺れが大きいことを示します。揺れは歯周病だけでなく、強い噛み合わせの力でも生じることがあります。前回より数値が上がった歯があれば、原因の見立てをその場で質問してみてください。

3. 名古屋市名東区の初診で必ず行う流れ
名古屋市名東区で初めて歯科医院を受診する場合も、初診では問診・検査・説明の3段階を踏むのが一般的な流れです。初診は、その後の定期検診で比べるための基準値をつくる日でもあります。そのため、通常の検診より検査項目が多くなり、時間も長めに確保される傾向があります。初診の記録が丁寧であるほど、次回以降の変化を正確に追えます。
まず問診票で、既往歴・服用中の薬・気になる症状・過去の治療歴を記入します。続いて歯周検査に加え、噛み合わせや粘膜の状態を確認し、必要に応じてパノラマレントゲンや口腔内写真を撮影します。最後に結果をもとに、治療が必要な部位と経過を見る部位を分けて説明を受けます。所要時間は、通常の検診より長めの60分前後を見込んでおくと予定が組みやすくなります。
よくある失敗は、問診票の服薬欄を特になしで済ませてしまうことです。血液をさらさらにする薬や骨の薬などは、検査や処置の判断に関わる場合があります。受診前に、お薬手帳と過去の治療で気になった点をメモ1枚にまとめておくと、初診の情報が正確になります。以前に通っていた医院があれば、最後に受診した時期も伝えると参考になります。
問診で伝えておきたいこと
問診では、全身の健康状態と口の中の悩みの両方を伝えます。糖尿病などの持病は、歯ぐきの状態と関係が深いことが知られています。また、過去に治療した歯の時期を覚えている範囲で伝えると、被せ物の経年変化を判断する材料になります。歯科医院への不安や苦手な処置があれば、この段階で遠慮なく書いておきます。伝えた内容は記録に残るため、次回以降の定期検診でも配慮を受けやすくなります。
初診の検査が基準値になる
初診で行う検査の結果は、その後の検診で比べるための基準値になります。歯周ポケットの数値、レントゲン画像、口腔内写真は、時間がたってから見返すことで価値が増す記録です。たとえば初診時に4mmだった部位が半年後に3mmになれば、ケアの成果を数値で確かめられます。反対に数値が深くなっていれば、ケアの方法を見直すきっかけになります。初診の結果説明では、自分の基準値を書き留めておいてください。
4. 噛み合わせの変化を追う目
定期検診での噛み合わせのチェックは、歯のすり減りや当たり方の変化から、歯ぎしりや食いしばりの影響を読み取るために行われます。噛み合わせは、一度決まれば変わらないものではありません。歯の移動、被せ物の摩耗、歯を失った部分の放置などによって、数年単位で少しずつ変化します。本人が気づきにくい変化だからこそ、第三者の目で定期的に追う意味があります。
確認の方法としては、咬合紙と呼ばれる色の付いた薄い紙を噛んでもらい、歯に付いた色で当たり方を見るのが代表的です。あわせて、歯の先端や噛む面が平らにすり減っていないか、歯の根元が欠けていないかも観察します。こうした所見は、夜間の歯ぎしりの痕跡として現れることがあります。当たり方の偏りは、前回の記録と比べることで初めて変化として認識できます。
実務でよく見られるのは、最近食べ物が詰まりやすくなったという訴えの裏に、歯の位置のわずかな変化が隠れているケースです。小さな違和感でも、定期検診のたびに一言伝えておけば記録に残ります。次回の定期検診では、朝起きたときの顎のだるさや歯の浮いた感じがないかも振り返ってから受診してください。
歯のすり減りが語ること
歯のすり減りは咬耗と呼ばれ、年齢とともにある程度は進みます。ただし、年齢に比べて減り方が大きい場合は、睡眠中の歯ぎしりや日中の食いしばりが関わっていることがあります。定期検診ではすり減りの範囲と左右差を観察し、必要に応じて写真で記録します。マウスピースの使用が提案されるのは、こうした所見が重なったときです。自分で確かめたい方は、鏡で前歯の先端が平らになっていないか見てみてください。
被せ物の高さと噛み合わせ
噛み合わせの確認では、被せ物や詰め物の高さも対象になります。治療直後に調整した高さも、時間とともに周囲の歯とのバランスが変わることがあります。1本だけ強く当たる状態が続くと、その歯や顎の筋肉に負担が集中しやすくなります。咬合紙で色が濃く付く部位があれば、わずかな調整で当たりを均等にできる場合があります。噛んだときに特定の歯だけ先に当たる感覚があれば、検診時に伝えてください。
関連記事はこちら:定期検診の結果説明、理解してる?歯科医師に聞くべき5つの質問
5. 粘膜や舌を診る口腔がん検診
口腔がん検診とは、舌・頬の内側・歯ぐき・口の底などの粘膜に、治りにくい傷や色の変化がないかを確かめる検査です。定期検診では、歯だけでなく粘膜全体を視診と触診で確認する流れが組み込まれていることがあります。口の中は自分で見える範囲が限られ、舌の裏や奥の粘膜は特に見落としやすい場所です。歯科医師が定期的に見ることで、本人が気づきにくい部位の変化を拾える可能性があります。
観察するポイントは、白い変化・赤い変化・しこり・ただれの4つが代表的です。とくに舌の側面は、口腔がんができやすい部位として知られています。一般的な口内炎は1〜2週間ほどで治まることが多いため、2週間以上治らない口内炎は受診の目安とされます。ただれとは、粘膜の表面が薄くはがれたように見える状態を指します。
現場でよくあるのは、痛くないから大丈夫と考えて、白い部分を何か月も放置してしまうケースです。粘膜の変化は、痛みがないまま続くことも少なくありません。検診前に鏡で舌を前に出し、左右の側面と裏側を30秒ほど観察してから受診すると、気になる点を具体的に伝えられます。
舌と頬の内側を確かめる手順
粘膜の確認は、決まった順番で口の中を一周するように行われるのが一般的です。たとえば、唇の裏・頬の内側・歯ぐき・舌の表と側面・舌の裏・口の底・上あごの順に見ていきます。舌はガーゼで軽くつまんで引き出し、側面の奥まで目視します。順番を決めておくことで、見落としの起こりやすい部位を毎回確認できます。検査の目的を知っておけば、舌を引かれても落ち着いて受けられます。
入れ歯や被せ物が当たる部位
粘膜の傷は、入れ歯や欠けた歯が同じ場所に当たり続けることでも生じます。慢性的な刺激による傷は、原因を取り除けば治まることが多いため、まず原因の特定が行われます。定期検診では当たっている箇所の有無を確認し、必要に応じて入れ歯の調整や歯の角の研磨を行います。調整後も傷が治らない場合は、別の原因を考えて経過を追います。入れ歯を使っている方は、定期検診の当日も装着して来院すると当たりを確認しやすくなります。
注意
歯科医院での口腔がん検診は、視診と触診によって異常の可能性に気づくためのスクリーニングです。この段階で病名が確定するわけではなく、気になる所見があれば、口腔外科などの専門医療機関で詳しい検査を受けるよう案内されます。検診で異常なしと言われた後でも、新たに治りにくい傷ができた場合は、次の検診を待たずに相談してください。

6. 被せ物の適合を確かめる
被せ物の適合確認とは、被せ物と歯の境目にすき間や段差がないかを確かめることで、定期検診の重要な確認項目の一つです。被せ物そのものは虫歯になりませんが、その境目から新たに虫歯が始まることがあります。これを二次う蝕と呼び、被せ物の内側で進むため外から見えにくいのが特徴です。境目の状態を定期的に見ることで、変化を早い段階で把握しやすくなります。
確認には、先の細い探針で境目をなぞり、引っかかりや段差がないかを指先の感覚で調べる方法が使われます。あわせて、被せ物の欠けやすり減り、周囲の歯ぐきの下がり具合も観察します。境目の内側の状態は、レントゲン画像で確認することもあります。フロスを通したときの引っかかり具合も、境目の状態を知る手がかりになります。
実務での傾向として、入れてから年数がたった被せ物では、歯ぐきが下がって境目が見えてくることがあります。境目が露出すると、そこに汚れがたまりやすくなります。古い被せ物がある方は、治療した時期を定期検診の場で伝え、境目の状態を重点的に見てもらってください。境目が見えている状態でも、すぐに作り直しが必要になるとは限りません。
| 確認項目 | 見ている内容 | 気づくきっかけ |
|---|---|---|
| 境目の段差 | 探針の引っかかり | フロスが引っかかる |
| すき間 | 二次う蝕の有無 | しみる・においが気になる |
| 欠け・割れ | 表面の破損 | 舌で触るとざらつく |
| すり減り | 高さの変化 | 噛み合わせの違和感 |
| 歯ぐきの下がり | 境目の露出 | 根元の色が変わって見える |
境目のすき間と二次う蝕
被せ物の境目にできたわずかなすき間は、二次う蝕の入り口になります。すき間には歯垢がたまりやすく、歯ブラシの毛先も届きにくいためです。定期検診では探針の引っかかりやフロスのほつれが、すき間を疑う手がかりになります。自宅でフロスを通したときに、毎回同じ場所でほつれる場合も同様のサインと考えられます。気になる箇所は、歯の位置を指で示せるようにしておくと検診で伝わりやすくなります。
欠けやすり減りの確認
被せ物は、毎日の咀嚼で少しずつすり減りや欠けが生じます。セラミックや樹脂など、素材によって欠け方やすり減り方の傾向が異なります。小さな欠けでも放置すると、欠けた縁に汚れがたまりやすくなることがあります。検診で欠けが見つかった場合は、研磨で整えるか作り直すかを状態に応じて判断します。舌で触れてざらつきを感じる被せ物があれば、次回の検診まで待たずに相談してください。
参考ページ:歯の定期検診、行ってない人は損してる!健康寿命を延ばすための新常識
7. 顎関節の動きをチェックする
顎関節のチェックでは、口の開き方・関節の音・痛みの有無の3点から、顎の動きに無理がかかっていないかを確かめます。顎関節は耳の穴のすぐ前にあり、口を開け閉めするたびに複雑に動く関節です。歯や歯ぐきの検査に比べて目立たない項目ですが、噛み合わせや食いしばりと深く関わっています。違和感が小さいうちに記録しておくことで、変化の有無を比べられます。
代表的な確認方法は、口を大きく開けてもらい、開口量を測ることです。目安として、自分の指を縦に3本並べて入る程度の開き方が一つの基準とされています。開閉時に、カクッという音やジャリジャリという音がしないかも観察します。関節の周りや頬の筋肉を指で押して、痛みの出る部位がないかも確かめます。
よくあるのは、口を開けたときの音に何年も慣れてしまい、定期検診で伝えないまま過ごすケースです。音だけで痛みがない場合でも、記録しておく価値があります。受診前に、朝のこわばりや硬い物を噛んだときの違和感を振り返り、あればいつ頃からかを添えて伝えてください。記録が残っていれば、症状が強くなったときに経過をたどる材料になります。
口の開き方と左右のずれ
口を開けるときの軌跡も、顎関節を診る手がかりになります。正面から見て、下あごがまっすぐ下がるか、途中で左右にずれるかを観察します。開ける途中で片側に曲がる動きは、関節や筋肉の動きに偏りがあるサインとして記録されます。ずれの方向や程度は、次回以降の定期検診と比べることで意味を持ちます。鏡の前で口をゆっくり開け、あごの先の動きを確かめておくと自覚しやすくなります。
食いしばりとの関係
顎関節の負担は、日中の食いしばりとも関係しています。パソコン作業や運転中など、集中しているときに上下の歯が接触し続ける癖をもつ方がいます。本来、安静時の上下の歯はわずかに離れているのが自然な状態とされています。歯が接触し続けると顎の筋肉が休まらず、だるさや痛みにつながることがあります。日中に歯が触れていないかを確認する習慣は、検診での相談材料にもなります。
参考:定期検診で「異常なし」と言われたのに歯が痛む…考えられる原因とは
8. 名古屋市名東区で総合的に診る歯医者
名古屋市名東区で総合的に診てもらえる歯医者を選ぶ際は、検査項目の幅と結果説明の丁寧さが判断基準になります。ここまで見てきたように、定期検診の中身は歯・歯ぐき・噛み合わせ・粘膜・被せ物・顎関節にわたります。これらを一通り確認し、結果を記録として残す体制があるかどうかで、検診から得られる情報は変わります。立地や待ち時間も大切ですが、検診で何を見ているかを比べる視点を持つと選びやすくなります。
現実的な確認方法は、初回の検診後に結果の説明がどの程度具体的だったかを振り返ることです。歯周ポケットの数値を示してくれたか、写真やレントゲンを見ながら説明があったか、次回までの課題が明確だったかの3点が目安になります。通院を続けるには、自宅や職場からの移動のしやすさも欠かせません。
たとえば丘の上歯科醫院は、厚生労働省の医療情報ネットにも掲載されている名古屋市緑区桶狭間の歯科医院で、最寄り駅は名鉄の中京競馬場前駅です。駐車場は8台あります。名古屋市名東区から通院先を探す場合も、このように所在地・最寄り駅・駐車場を事前に確かめておくと、通院を続けられるかの判断がしやすくなります。
総合的に診る歯医者を見極める視点
検査項目の幅を確かめる
総合的に診る歯医者かどうかは、定期検診で行う検査の幅から見えてきます。虫歯の確認と歯石除去だけで終わるのか、歯周ポケット検査や粘膜の確認まで含むのかで、得られる情報量は大きく変わります。受診前に検診で確認する項目を電話で尋ねても失礼にはあたりません。ホームページに検診の流れを掲載している医院であれば、事前に目を通しておくと比較しやすくなります。公的な情報源として、医療情報ネットで医療機関の基本情報を調べる方法もあります。
結果説明と相談のしやすさ
検査の幅と同じくらい重要なのが、結果の伝え方です。数値や写真を見せながら説明があると、自分の口の状態を具体的に理解できます。さらに、質問したときに答えてもらえる雰囲気があるかどうかも、長く通ううえでの判断材料になります。説明が専門用語ばかりで分かりにくい場合は、言い換えを頼んでみてください。そのときの反応も、通い続ける医院を選ぶ際の具体的な手がかりになります。

9. 記録が蓄積される意味
定期検診の記録が蓄積される意味は、1回の検査では分からない変化の傾向を読み取れるようになることにあります。歯周ポケットが4mmという数値も、前回3mmだったのか5mmだったのかで、意味が正反対になります。単発の数値は今の状態しか示しませんが、複数回の記録はどちらへ向かっているかを示します。この方向性こそが、ケアや治療の判断を支える情報になります。
蓄積される記録には、歯周検査の数値・口腔内写真・レントゲン画像・問診の内容などがあります。3〜6か月ごとに受診すれば、1年で2〜4回分のデータがそろいます。5年続ければ、10〜20回分の比較材料が手元に残る計算です。回数が増えるほど、一時的な変動と本当の変化を見分けやすくなります。
現場でよくある失敗は、引っ越しや仕事の都合で医院を何度も変え、記録がそのたびに途切れてしまうことです。転院する場合は、前の医院での検査結果を可能な範囲で伝えると、新しい医院でも比較の起点をつくれます。まずは直近の定期検診の結果を、日付と数値をそろえて手帳やスマートフォンに残すところから始めてください。検査結果の控えを受け取れるかどうかも、受付で尋ねてみてください。
数値の変化を時系列で見る
記録の強みは、数値の変化を時系列で並べられることです。たとえば同じ部位が3mm、4mm、4mmと推移していれば、悪化が止まっている可能性が読み取れます。反対に、3mmから4mm、5mmと段階的に深くなっている部位は、ケアの方法を見直す対象になります。こうした判断は、1回分の検査結果だけでは下せません。定期検診のたびに、前回から変化があった部位を尋ねる習慣をつけてください。
写真とレントゲンが補う情報
数値だけでは伝わりにくい変化を補うのが、口腔内写真とレントゲンです。写真は、歯ぐきの色や形、歯のすり減り、被せ物の境目を同じ角度で比べられます。レントゲンは、歯を支える骨の高さや歯と歯の間の虫歯など、目では見えない部分を記録します。撮影の頻度は、被ばく量や必要性を考慮して医院ごとに判断されます。前回の画像と並べて説明してもらえるかを、次の検診で確かめてみてください。
10. 見てもらう安心の正体
定期検診で得られる安心の正体は、自分では見られない部分を専門家が記録し続けているという事実にあります。歯の裏側・歯周ポケットの深さ・舌の裏の粘膜・顎関節の動きは、どれも自分ひとりでは正確に確かめられません。それらを決まった手順で確認し、前回と比べた結果を伝えてもらえることが、漠然とした不安を具体的な情報に変えます。見てもらうことで得られる安心は、こうした根拠に支えられています。
一方で、検診を受けたことだけで安心してしまうと、自宅でのケアがおろそかになることがあります。検診は3〜6か月に1回でも、歯みがきは毎日の積み重ねです。検診の結果を、自宅で何を変えるかという行動に結び付けてこそ、検診の価値が生きてきます。結果が良かった場合も、何が良かったのかを知れば、同じケアを続ける根拠になります。
丘の上歯科醫院も、カウンセリングとコミュニケーションを重視する方針を掲げています。結果を一方的に告げるのではなく、患者さんが納得して次の行動を選べるように対話することは、どの歯科医院を選ぶ場合でも確かめたい点です。次の検診では、結果を聞いた後に、自宅で何を変えればよいかを1つだけ質問してみてください。
不安が情報に変わる仕組み
歯の不調への不安は、状態が分からないことから生まれる場合が少なくありません。検診で数値や画像を示されると、何が問題で何が問題でないかの線引きができます。たとえば経過観察でよい部位と治療が必要な部位が分かれば、必要以上に心配せずに済みます。分からないことが減るほど、受診への心理的な負担も軽くなる傾向があります。説明の中で分からない言葉があれば、その場でメモして質問してください。
検診を続けるための工夫
検診の価値は、続けることで初めて発揮されます。続けるための工夫として、定期検診の帰りに次回の予約を取っておく方法があります。誕生日月や季節の変わり目など、覚えやすい時期に検診を固定するのも有効です。家族で同じ日に予約をまとめれば、送迎や付き添いの負担も減らせます。予約をオンラインで受け付けている医院もあるため、自分に合った予約方法を確認しておいてください。
検診の中身を知ると、受け方が変わる
定期検診は、虫歯の有無だけでなく、歯ぐき・噛み合わせ・粘膜・被せ物・顎関節までを確かめる総点検です。名古屋市名東区で通う医院を選ぶ際も、検査の幅と説明の丁寧さ、記録の扱いに目を向けると判断しやすくなります。結果を自宅での行動に結び付けることで、検診の価値が生きてきます。
定期検診の中身に関するよくある質問
定期検診ではどんな項目を確認していますか?
A. 虫歯に加えて、歯ぐき・噛み合わせ・粘膜・被せ物・顎関節まで確認します。
歯周ポケット検査や粘膜の視診・触診を組み合わせ、痛みのない変化も記録します。項目は医院によって異なるため、受診時に尋ねると確実です。
歯周ポケットは何mmなら問題ないのですか?
A. 一般的には1〜3mmで出血がなければ健康な状態の目安です。
4mm以上は歯周病を疑う目安とされます。数値は1回で判断せず、前回との比較で変化を確認します。
口腔がん検診は歯科医院で受けられますか?
A. 定期検診の中で粘膜の視診・触診を行う歯科医院があります。
これは異常の可能性に気づくためのスクリーニングで、確定診断ではありません。2週間以上治らない口内炎などは、検診を待たずに相談してください。
定期検診はどのくらいの間隔で受ければよいですか?
A. 3〜6か月ごとが一般的な目安です。
歯ぐきの状態や虫歯のリスクによって、適した間隔は人それぞれ異なります。検診の結果をもとに、歯科医師と相談して決めてください。
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執筆者
内藤洋平
丘の上歯科醫院 院長
平成16年:愛知学院大学(歯)卒業
IDA(国際デンタルアカデミー)インプラントコース会員
OSG(大山矯正歯科)矯正コース会員
YAGレーザー研究会会員

























