歯医者さんは歯が痛くなったら行くところ…多くの方がそんな風に思っているのではないでしょうか。
虫歯の早期発見、早期治療はもちろん大切です。
しかし虫歯になってから治療をすると時間がかかり、神経を抜くことになれば数ヶ月もかかってしまいます。治療を行った歯は、二度と元には戻りません。削れば削るほど、歯の寿命は短くなってしまいます。
そうならないためには虫歯や歯周病にならないための「予防」が重要です。
歯磨きは大切です。しかし、毎日時間をかけて歯磨きをしていても、虫歯や歯周病の予防には不十分です。また、自分ではしっかり磨けていると思っても実際はまったく磨けていない、ということも珍しくありません。
虫歯や歯周病から歯を守っていくには、歯科医院での定期的な歯のクリーニング(PMTC)や食習慣を含めたプロによるケアが絶対に欠かせません。
歯磨きは大切です。しかし、毎日時間をかけて歯磨きをしていても、虫歯や歯周病の予防には不十分です。また、自分ではしっかり磨けていると思っても実際はまったく磨けていない、ということも珍しくありません。
虫歯や歯周病から歯を守っていくには、歯科医院での定期的な歯のクリーニング(PMTC)や食習慣を含めたプロによるケアが絶対に欠かせません。
初期の歯周病はほとんど自覚症状がないため、気付かない間に悪化させてしまうことがよくあります。 歯周病の検査として、まずは歯周ポケットの深さを測ります。 健康な歯肉の歯周ポケットは2mm以内ですが、歯周炎の歯肉は歯周ポケットが3mm以上になり、骨も溶け始めています。重度の歯周炎では8mm程度と非常に深くなります。
検査後は、歯や歯の根に付着した歯垢や歯石を、スケーラーと呼ばれる器具を用いて除去します。
歯石は歯周病の大きな原因の1つですが、普段のブラッシングでは除去できません。スケーリングによって歯垢や歯石を徹底的に除去することで、歯周病の発生を防ぐことができます。
歯周病は痛みがないまま静かに進行していきます。痛みを感じたときにはすでに重症になってて、最終的には歯が抜け落ちてしまいます。そうなる前に、定期健診を受けて早めに症状を知ることが大切です。
PMTCとは、Professional Mechanical Tooth Cleaningの略で、歯科衛生士などの専門家が、歯の表面に付着した汚れを除去することをいいます。清潔志向が進む昨今、歯を磨かないという人はごくまれだと思います。ですが“しっかり磨けている人”は意外と少ないものです。下のスライドのように、一見すると白い歯ですが、歯垢(歯の汚れ)を染め出す薬剤を使って、チェックしてみるとけっこう汚れています。
一見白く綺麗に見える歯でも、薬剤を使うと歯垢が赤く染め出されてきます。上記の写真を見てもおわかりのように、実際には口の中は、想像以上に汚れているのです。歯科医院でPMTC(専門的な歯のクリーニング)をすると、歯の表面は本来の白さを取り戻し、ツルツルとなり、爽快であるだけでなく、虫歯や歯周病(歯を支える歯ぐきや骨の病気)の予防に効果を発揮します。
当院では、PMTC専用機械としてメルサージュエピック2in1を導入。
メルサージュエピック2in1は、超音波スケーラーとパウダー機能の2つのメンテナンス機能が備わっており、歯の汚れである歯垢や歯石、さらにそれらのもとになるバイオフィルムを従来のものよりもスピーディーに除去します。
また、高い操作性とメンテナンス性をもっているため、常に清潔さを保った正確なクリーニングを受けていただけます。
歯科医院での定期的なメンテナンスも大切ですが、それに合わせてご自宅での毎日のケアを正しく行うことで、はじめて効果の高い予防が可能になります。
丘の上歯科醫院では、患者様それぞれの歯並びや、お口の中の状態に合った歯ブラシや歯磨き粉、その他フロスなどのケアグッズをご提案し、正しい使い方をご説明します。
妊娠中はつわりや体の変化で歯ブラシの時間が取れなかったり、ホルモンバランスが乱れることで虫歯や歯周病になりやすくなります。
歯周病の妊婦は早産・低体重児出産のリスクが高くなるという報告があります。安全な出産のためにも、妊娠中のデンタルケアは不可欠です。
また、赤ちゃんの口の中は無菌状態のため虫歯菌はいません。お母さまが虫歯の治療をすることは、これから産まれてくるお子さまの虫歯予防につながるのです。
妊娠中に歯科治療を受けるには、安定期の妊娠3~8ヵ月の間が最適です。精神的・身体的に安定している時期なので、この時期を中心に安全な治療計画をご提案します。
また、妊娠初期は重要臓器が形成される時期ですので、基本的に応急処置にとどめます。
妊娠後期は出産を控え身体への負担が大きくなるので、無理のない程度まで治療を行います。